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DIARY

IQ246

Torikabuto which contains a deadly poison in its root

Torikabuto which contains a deadly poison in its root

酷暑の中、群馬や茨城、栃木を駆け巡った「模倣犯」の撮影が終わり、つかの間の骨休め中ですが、ほどなくして新たな作品の撮影が始まります。

織田裕二さん主演のTBS日曜劇場「IQ246」です。
246などという人智を超越したIQの持ち主である、傍若無人で世間知らずな法門寺沙羅駆(ほうもんじしゃらく)を演じるのが織田裕二さんで、自らの頭脳を持て余し、警察官でも法曹関係者でもないにもかかわらず、暇つぶしに難事件を次々に解決し、警視庁からお目付役として派遣されている新人護衛官、和藤奏子を困惑させます。
先頃行われた本読みでは、すでに織田さんが規格外の法門寺のキャラクターを入念に練っていらして、私自身も物語に引き込まれました。

奏子を演じるのは土屋太鳳さんで、真摯でチャーミングなお人柄が演技にも反映されています。端正なお顔立ちからは想像もできなかった非常に高い身体能力をお持ちで、解剖学もお勉強なさっているようなので、魅惑的な人体の不思議について語り合いたいと思います。

旧華族で、代々その卓越した才能を継承して来たという法門寺家に献身する執事、賢正には日本中のご婦人方が夢中になるディーン・フジオカさん。ご本人は大変真面目で物事を安易に選択するのではなく、何事もよく熟慮なさってから決定される、地に足の着いた方という印象です。

そして、私が演じますのは、法医学の専門医である森本朋美で、監察医として事件の真相を究明する立場です。
人間は嘘を語りますが、物言わぬ死体は雄弁に真実を語るものだと言います。

朋美は、欺瞞に満ちた世間の人々よりも、決して彼女を裏切らず、真実のみをそっと囁く死体を誰よりも愛する監察医で、同じように死体の言葉を聴くことのできる法門寺にシンパシーを感じておりますので、法門寺に匹敵するくらいの変態ぶりを静かに発揮できたらと思います。

蝉時雨が絶え間なく響いておりますが、暦の上ではもはや秋ですね。
10月より3ヶ月、ぜひ「IQ246」をお楽しみいただけましたら幸いです。

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GLOW 2020年1月号(宝島社) Photographer:伊藤彰紀

GLOW 2020年1月号(宝島社) Photographer:伊藤彰紀

GLOW 2020年1月号(宝島社) Photographer:伊藤彰紀

Photographer:浅井佳代子

Photographer:浅井佳代子

ミセス 2021年4月号(文化出版局) Photographer:浅井佳代子

Precious 2021年9月号(小学館) Photographer:伊藤彰紀

ESSE 2021年10月号(扶桑社) Photographer:浅井佳代子

ESSE 2021年10月号(扶桑社) Photographer:浅井佳代子