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DIARY

最終話

Boat cruise at Ayutthaya in Thailand

Boat cruise at Ayutthaya in Thailand

実は、この2週間ほどタイに出かけておりました。
連続ドラマに舞台と、息つく間もなく働いていたため、誰に気を遣うこともなく自由な時間を過ごし、酷使し続けてきた身体を労って参りました。

夜を徹しての撮影や、同時進行で数々の仕事をこなすような無理をしても平気でいられたのは過去のことで、日々口にする物に気を配り、サプリメントで栄養を補い、隙あらば眠り、人様の手を拝借してでも身体をゆるめなければ、過酷な労働などできない年齢になったのです。
芸術家の端くれとして頭脳労働者を気取りたいのは山々ですが、傍目には華やかに見えるかもしれない私共の仕事も、実際には地味で過酷な肉体労働です。

タイでは、2日間だけ完全にフレッシュな野菜とフルーツのジュースのみという軽い断食をして、疲れた内臓をようやく休めることができました。
糖質や炭水化物を控えており、白米は玄米に、おうどんやそうめんは控えてお蕎麦にという生活をして久しいのですが、最近は玄米すらも重く感じられるため、南米のスーパーフード、キヌアをお米がわりに食しています。
旅先でも舌とお腹がグリーンカレーやガパオライスを欲したら、少々わがままを言って、ホテルの方にキヌアを炊いていただいていました。
タイを訪れる海外からのお客様のなかには、グルテンフリーの方や、糖質制限の方も多いようで、折衝なしにすんなりと受け入れていただけたことが、なんとありがたかったことでしょう。
そう言えば、あちらのレストランでは、お砂糖ではなく、GI値の低いパームシュガーを使用するお店も多く、血糖値の乱高下がなかったために身体が楽でした。
そうそう、数年ぶりに、アイスクリームも口にしました。ココナツミルクとパームシュガーのみで作られたシンプルで濃厚なそれは、口のなかで優しく溶けてゆきました。

滞在中は、信頼のおけるノンさんという理学療法士でもある女性が「チ・ネイサン」というお腹のマッサージを施してくださっており、あちらを訪れる度に疲れた身を彼女にゆだねています。
そして、ノンさんのご主人スラチャイさんも優秀なピラティスのトレーナーさんとして、訳あって真っ直ぐな軸を作りづらい私の身体がなんとか機能的に動けるようサポートしてくださっています。

この数年は、筋膜をゆるめることを大切にしてきました。
過去の事故や心の傷などの記憶を留めるという筋膜の癒着がはがれると随分と楽になるような気がするのです。
そのためにロルフィングという手技を受けてみたり、理学療法士さんの施術を受けてみたり、ボールやフォームローラーを用いてセルフマッサージをしてみたりと様々試みて参りましたが、この度スラチャイさんより新たな器具トリガーポイントクワッドローラーとマッサージボールをご紹介いただき、そのあまりの痛気持ちよさについつい即決で購入してしまいました。
いずれも、テニスボールと、ゴルフボールなどで代用できるはずなのですが、より効果が高いと言われるとつい…..。
実際、毎日これらのローラーとマッサージボールに身体を預けてゴロゴロと転がしてみると、思もよらぬ部位に痛みが走り、身体が全てつながっていることを実感させられます。

全身がゆるんで、横たえた身体が大地に吸い付くようにベッドに沈むとき、一番の幸せを感じます。
そして、美味しい食事と十分な睡眠時間、さらには美しい自然があればそれだけで何もいらないとさえ思えます。
果たして結婚をしなければひとは幸せになれないものなのでしょうか?

今夜22:00より放送の10話を持ちまして「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」は最終回となります。
結婚相手を求めて右往左往していた主人公みやびの心がどこへ向かっていくのか、どうぞ最後まで見届けてやっていただけますようお願い申し上げます。

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GLOW 2020年1月号(宝島社) Photographer:伊藤彰紀

GLOW 2020年1月号(宝島社) Photographer:伊藤彰紀

GLOW 2020年1月号(宝島社) Photographer:伊藤彰紀

Photographer:浅井佳代子

Photographer:浅井佳代子

ミセス 2021年4月号(文化出版局) Photographer:浅井佳代子

Precious 2021年9月号(小学館) Photographer:伊藤彰紀

ESSE 2021年10月号(扶桑社) Photographer:浅井佳代子

ESSE 2021年10月号(扶桑社) Photographer:浅井佳代子