DIARY
敵対的買収
今夜放送の「ハル〜総合商社の女〜」第3話は、ハルの勤務する五木商事の関連会社が敵対的買収のターゲットになり、対策を命じられた経営企画部が右往左往することになります。
社員250名を擁し、リニアトレインや農業用の重機などの特殊タイヤを扱う西本工業を救うために、ハルの所属する経営企画部員はもちろんのこと、長谷川朝晴さんや松澤一之さんをはじめとする西本工業の研究開発部の人々も一念発起して新規事業に取り組むのです。
部下の青柳や川上と共に足繁く工場に赴き、自らの命運をかけて新商品開発に心血を注ぐ研究開発部の人々といつしか心通わせ、皆でひとつのゴールに向かって奮闘する場面は、私自身も心躍りました。
また、藤木直人さん演じる元夫と、寺田心くん演じる息子の涼の10年ぶりの再会もせつなく、もどかしく、ハルを含む3人の関係が今後どのように変化していくのか気になる展開となっております。
一方舞台裏では、経営企画部の守旧派代表とも言える藤尾を演じて下さっている山中崇さんがカレーマイスターであることが発覚し、ホールスパイスを用いた本格的なインドカレーを得意となさるとのこと、わがままを言ってスタッフ、キャスト全員分のカレーを振る舞っていただくことになりました。
ハルの腹心の部下青柳を演じる白洲迅さん、コネ入社の生産性ゼロ社員である一乗寺を演じる忍成修吾さん、日和見主義で噂好のき川上を演じる加治将樹さん、藤尾に次ぐ保守派矢島を演じる渡辺邦斗さんも加わって、4時間以上かけて完成したキーマカレーとレンズ豆のスープは、旨みと辛みと香りが見事に調和した絶品でした。
実は、かつてのインド旅行にて朝昼晩カレーという日々を過ごし、一生分のインドカレーを食べ尽くしてしまったため、日本風のカレーは依然として大好きなものの、インドカレーは苦手となっていたのですが、山中さん秘伝のレシピによって、再びインドカレーの美味しさに目覚めてしましました。
「ハル〜総合商社の女〜」第3話はテレビ東京にて今夜22:00より放送です。
ぜひご覧下さいませ。